小さな花
「何故貴方は悲しい瞳をしているの？」
一人の少女が、体長がゆうに２メートルはあろうかという
大男に話しかけていた。
少女の名前はリリーナ、若き領主である。
大男の名前はゴンザレス、その風貌のせいで村をおわれ現在は
山賊になっている。
リリーナは戦いの最中、ゴンザレスの説得をしているのだ。
「オレ、たたかう。むら守るため。」
リリーナの説得が成功したかに見えた瞬間、リリーナの後頭部を
強烈な一撃がおそった。
「うっ！！」
助けを呼ぶまもなく、リリーナはその場で意識を失った。
「なにする！！」
ゴンザレスがリリーナをおそった山賊に襲いかかろうとした瞬間、
また別の山賊がゴンザレスの後頭部を殴りつけた。
うめき声も上げるヒマもなくゴンザレスはその場に昏倒した。
「全く、こいつと来たら使えねえじゃねえか。」
山賊が愚痴をこぼしていると、シャーマンがやってきた。
「こいつらを、アジトへ運べ。そこでおもしろいものが見れるぞ。」
そう山賊に命ずると、山賊達は自分たちのアジトに、二人を運んでいった。
「痛…」
リリーナが目を覚ましたところは、薄暗い部屋の中だった。
「ここは、どこ？確か私、ゴンザレスを説得したあと、意識がなくなって…」
リリーナが今までの出来事を整理していると、目の前の扉が開き、ゴンザレスと
山賊数人、それとシャーマンが入ってきた。
「良かった、ゴンザレス無事だったのね。ゴンザレス？」
リリーナがゴンザレスの異常に気が付いたときはそのときだった。
ゴンザレスは意識はあるものの目に全く生気を帯びてなかったからだ。
「こいつにはバーサクをかけてある。もっとも普通のバーサクではないがな。」
シャーマンがゴンザレスにかけたのは普通のバーサクではなく、性欲だけを活性化させるものだった。
「ゴンザレス、お前の前にいる女、好きにして良いぞ。」
シャーマンが命ずると。ゴンザレスはリリーナの服を破り捨てた。
リリーナの白い肌が露わとなり、リリーナは恥辱に頬を染めた。
「やっ、やめてゴンザレス。」
リリーナの声が届いている様子もなく、ゴンザレスは
リリーナの幼さが残る胸を鷲ずかみにした。
「痛い！！」
ゴンザレスの力は常人の数倍以上あるので、リリーナにとっては、
万力で絞められるような痛みだった。痛みで目が潤んでいる、リリーナをよそに
ゴンザレスは胸の感覚を一通り確かめると、リリーナの秘部に自分のいきり立った
一物を当てた。そのとき、
「やめろゴンザレス！！」
シャーマンがゴンザレスに命令をすると、ゴンザレスはリリーナから離れた。
「そこの娘、私と取引をしないか？」
あっけにとられているリリーナにシャーマンが話しかけた。
「今見る限り、お前は処女のようだ。そこで取引だ、お前の処女を守る代わりに
私はそこのゴンザレスを殺そうと思う。しかしだ、もしお前がこいつに処女を捧げる
と言うなら、この男の命は助けてやろう。」
リリーナにとってこれは過酷な決断だった。
ゴンザレスの命を取るか、自分の処女を守るか、しかしリリーナの決断は早かった。
「…ます」
「あぁ聞こえんな。」
「処女を捧げます。」
「ほう・・」
シャーマンは感心したように言った。そして、
「続けろゴンザレス。」
そう言うと、ゴンザレスはリリーナに飛びかかった。
そして、自分の一物を一気にリリーナに突き刺した。
「くぅぅぅぅああああああああ！！」
断末魔のような叫びが部屋中に響きわたった。それもそのハズ、
ゴンザレスの一物は通常の男性の数倍はある大きさだったのと、
ほとんど濡れていないのも重なって、破瓜の痛みとは比べものにならないほどの
激痛がリリーナをおそった。
「痛いか？痛いだろう。まぁ自分で選んだ道だからな。」
突かれる度リリーナは気絶しそうな痛みにおそわれた。
しばらくすると、ゴンザレスはリリーナの膣に己の精液を放った。
その精液はほとんどリリーナの中にとどまらず、リリーナの秘部からこぼれ出た。
その感覚でリリーナは少し意識がはっきりした。
（いつか貴方の魔法も解ける。そのとき私が生きていたら、一緒に世界をまわりましょう。）
リリーナがそんなことを思っているうちに、またゴンザレスが、一物で
リリーナを突き始めた。そうするとまたリリーナは激痛に襲われ、
だんだん意識が遠のいてきた。その様子を見届けた山賊達は、部屋をあとにした。
「あのままでよろしいので？」
山賊がシャーマンに尋ねた。
「なぁにあの魔法は犯す側か犯される側のどちらかか死なない限り、
解けることはないのさ。あの娘は死ぬまで犯され続けるのさ。
はぁッはっはっはっはっはっは。」
シャーマン達の笑い声が、アジトに響いた。